畑でとる、つくる。LOWFOOT FOOD
今年、3年目を迎えたローフットフード講座。
これまでとは趣向を変えて、思いきって青空の下、
畑で収穫した野菜を使って、エコ調理!
という屋外ワークショップを8月9日にひらきました。
会場となった湘南国際村、森と畑の学校は、
管理人である伊藤力さんが
土地を開墾するところから始めたという、 情熱&愛情がたっぷり注がれた場所。
地平線の向こうに海を望む素晴らしいロケーションは
まるで北海道かどこか、遠い場所へ旅に来たような
心地よい開放感にあふれていました。
さて、今回の試みでとくに意識したのは
畑から採って食べる、という究極の地産地消、
そして自然農法、有機農法による環境負荷の少ない作物が
CO2、水使用量の少ないローフットフードであるということでした。
しかし、地球に優しい作物は、作る人にとっては大変です。
以前、畑を訪れた際、畳1帖ほどのシートの上に
伊藤さんが手で取ったという青虫の死骸の山に遭遇しました。
農薬を使わないかわりに、それだけの手間をかけているんですね。
安心安全、そして地球にも優しい作物は、人には厳しい・・・。
消費者である私たちは、せめてそうやって手間隙かけて作っている
生産者を応援できるよう、買い支えていきたいものです。
大量生産の野菜に比べたら、多少割高だったとしても、
作り手を応援する気持ちで、毎日の食材選びも考えてみませんか?
今回、私たちの講座に参加してくださった皆さんには、
そんなメッセージを伝えました。
また今回のように、私たちの身近にある畑は、
野菜を作るだけじゃなく、作業を一緒に体験することで
人と人をつなぐ交流の場、コミュニティにもなるんですね。
はじめての畑のクッキング、まるで大人の林間学校のように
みんなが笑って、食べて、考えて、おおいに盛り上がりました!
それにしても、畑で食べるとれたてトマトの美味しいこと!
さんじ3p.m.の横田美宝子さんの調理指導により、
カラフルな「トマトのマリネ」をクッキング。
横田さんのレシピは、色を食べる、という楽しいテーマで
ほんと、元気が出ます。
詳しいレシピは、後日ご紹介予定です。お楽しみに。
※写真は参加者の了解を得て掲載しています
今回ご協力頂いた、森と畑の学校では、畑でさまざまなイベントも行われています。
ご興味ある方はこちら参照ください。
https://www.facebook.com/森と畑の学校-by-農業生産法人パラダイスフィールド-1569452723278744/